絵の具メーカーでおなじみのペベオから、アクリル絵の具ORIGINが登場しました。厚塗りや繊細な凹凸まで表現できる質感に、エコデザインという今までにない仕様にも注目です。特徴を詳しく見ていきましょう。
ORIGIN(オリジン)の特徴
フランス製の水性アクリル絵具 オリジンには5つの特徴があります。
1 絵の具成分がエコ仕様

絵具成分は廃プラスティックをリサイクルした樹脂を100%使用しています。通常は石油から作られるアクリル樹脂に比べ、二酸化炭素排出量を80%も削減。
2 パッケージデザインもエコ

ペベオ・ジャポン株式会社
プラスティックと紙を組み合わせたエコチューブを採用し、従来のプラスティックチューブに比べてプラスティック使用量を59%、二酸化炭素排出量を35%削減しています。優しい紙のチューブは中身もエコで所有欲をくすぐられます。
※チューブデザイン上、開封口のノズルの中に溜まった絵具が固まらないように、使用毎にノズルの回りについた絵具を拭き取ることをお薦め。
3 匂いが少ない

一般的なアクリル絵具には臭気を発する低分子化合物や凝集剤が含まれていますが、オリジンにはそのような材料が添加されていません。絵の具の匂いに敏感で苦手な人は安心です。
4 高粘度でしっかり盛れる

ペベオ・ジャポン株式会社
通常のアクリル絵の具に比べ、バインダー(定着剤)や顔料が15~20%多く入っているので乾燥途中にも絵具がへたることなく、ナイフや筆跡をそのまま残すことができます。絵具を盛った状態で固定され、マットな質感と、際立った美しいエッジを残せます。
5 隠ぺい力の高さ

ペベオ・ジャポン株式会社
黒い紙に塗っても、負けずにはっきりと発色します。カラーの中でも特にくっきりとした存在感を放つイエローヒューはアーティストにも指示が高いです。
塗布できる素材
塗布が可能な素材(指示体)はキャンバスの他、紙や木、金属から石膏、石まで可能。平面のアートだけでなく、さまざまな素材で表現できるのでプラモデルやジオラマなどホビー系の塗装にも◎。
立体的な表現もおすすめ
筆やペインティングナイフ以外に、ステンレス製のブレードも可能です。

3種のノコギリ刃のような形状とフラット刃で、計4種のクリエーションを実現。油彩やアクリル画の厚塗り、レリーフ(盛り上げ)時に、刃状のテクスチャー効果をつけることができます。
豊富なカラーチャート

ペベオ・ジャポン株式会社
カラーは全部で48色。ホワイト、ブラックは各2色ありますが、チタニウムホワイト(No.37)は隠ぺい力にに優れた不透明に比べ、ミキシングホワイト(No.38)は半透明で明度を損なわず、チタニウムホワイトに比べると弱くなります。
使い方の注意点 Q&A
Q1:水と混ぜ合わせる比率は?

A:原則、水は不要。

pebeo バインデックス (グロスメディウム) 250ml
筆の穂先につける程度でOK。希釈が必要な場合は、オリジンバインデックスというメディウムがおすすめです。アクリル絵具の薄め液として使用でき、水で薄めた場合より、定着力を高めます。

ペベオ・ジャポン株式会社
乾くと透明になり、光沢も出ます。黄変しにくく、コラージュの接着剤としても使用できます。
Q2:絵具の乾燥を遅くしたい場合は?

A:遅乾スロードライングメディウムがあります。

エコデザイン アクリリック ORIGIN 遅乾 スロードライメディウム 225ml
アクリル絵具と混ぜることにより、乾燥時間を遅らせることが出来るメディウムです。
混色がしやすく、グラデーションにも最適。メディウムは絵具に対して、20%以内の比率なので乾燥時間を約50%長くすることができます。そして絵具の特徴や粘度・不透明度は保ちます。
Q3:オリジンアクリル絵具とガッシュとの違いは?

ペベオ・ジャポン株式会社
A:耐水性が弱いのがガッシュです。オリジンアクリル絵具の乾燥後は耐水性になります。
下地の色が乾くと下地の色を溶かさずに塗布することができます。
エコで心地よく使えるオリジンで、新たな表現を広げてみましょう!




