【初心者向け】水彩画の基本とテクニック

デッサン 屋外スケッチ 水彩
水彩
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小学校から親しまれている、淡く繊細で美しいタッチが魅力の水彩画。 水彩画は初心者さんでも手軽に始められやすいことから人気です。今回は、初心者さんにぜひ知ってもらいたい水彩画の魅力についてご紹介します!

水彩画はどんなところが魅力?

水彩画はどんな点が魅力でしょうか。それでは見ていきましょう。

お手入れが簡単

水筆 バケツ

水彩画で使う筆やパレッド、筆洗バケツは水で洗うだけなので後片付けが簡単です。使用後の筆は根元に絵具が残らないように丁寧に流水ですすぎます。水洗いの後は、筆を陽の当たらない場所に置くなどして毛先を乾かしてから保管しましょう。

透明感を表現できる

透明水彩 絵具

水彩画の魅力は何といっても透明感のある美しい色の世界です。絵具や水を混ぜながら好みに色が調整できます。

淡い色から濃い色まで、水でコントロールしながら試せるので、初心者の方も安心して表現できます。完成後も透明感を残したまま乾くので、作品を見返す楽しみができます。

白い絵具を使用しなくても、水で色を調整して透明感が出せるよ。

初心者でも慣れやすい

絵手紙

下絵や水彩は描くほど慣れていきます。描くことで視覚的・感覚的にスキルが身につきますので、表現の引き出しが自然と増えていきます。経験を重ねるうちに違うテーマや難しい表現にチャレンジしやすいですね。

構図や色合い、描いていくスタイルなど自分らしい表現のカタチを見つけよう

失敗したときは…

アクリル 水に強い

水彩画は失敗してもやり直しがしやすいです。絵具を塗った直後なら乾く前に対処できます。

まずは水と布を用意。紙の質感によって反応は異なりますが、修正したい箇所に水を含んだ筆を馴染ませ、水と中和させます。そして乾く前に布(もしくはテッシュ)で軽く吸収させ色を抜き、紙を乾かします。紙が乾いたら新たな色を重ねていきましょう。

他にも様々なテクニックを楽しめる

水彩画のテクニックには例えば下記のような表現があります。

水と絵具のグラデーション

絵具 グラデーション

水の量だけを調整して、濃淡の微妙な色合いを出します。水の量を少しずつ調整しながら、グラデーションを表現しましょう。

乾く前に重ね塗り

透明水彩 絵具

絵具が乾く前に重ね塗りすることで、自然に色が馴染み、色同士の中和ができます。ぼかしたりにじませたり、筆の流れで模様も表現できます。時には予想外の色に混ざることがあります。色の混ざりを抑えたい人は、次の方法があります。

乾いた後に重ね塗り

透明水彩 基本

色の混ざりを抑え、下の色が透けて綺麗な重なりが見えます。濃い色の上に淡い色を重ねると透明感が表現しにくいので濃淡は調整しましょう。

水彩画は魅力がいっぱい

水彩画 風景

いかがでしたでしょうか。水彩画の魅力をたくさん知ったところで次はぜひ実践してみましょう!

→水彩画の基本的な描き方

 

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