秋といえば芸術、アートのイベントが何かと盛り上がるのではないでしょうか。ホルベイン主催となる東京でのイベントも約4年ぶりに決定しました。
水彩をメインに、見て、触れて、楽しめる体験イベントは、ワクワクしますね。筆者も参加してきました。
残念ながらワークショップのほどんどがすでに事前から即予約で埋まってしまい参加できませんでしたが、内容や雰囲気をお伝えさせていただきます!
ホルベインの水彩フェスタって?
ホルベインは1900年創業の総合画材メーカーです。そんなホルベインが開催する今回の水彩フェスタでは、新製品のお試しコーナーだけでなく、限定商品やアウトレット商品の販売、特別なワークショップなど盛りだくさんの内容になっています。絵の具の知識をさらに深め、ここでしか得られないお得な体験、新作をチェックしたい人は必見です。
さっそく行ってみたよ
来たる10月22日、イベントに行ってきました。予約不要で入場無料ですが、会場は満員のため入場制限をしており入り口前でしばし待機です。
入り口に入ると、特大の塗り見本がお出迎えしてくれました。お店で見かける「ホルベイン透明水彩絵具 塗り見本」が巨大化して壁一面に飾られています。見ごたえ抜群のフォトスポットです。
来場者プレゼントにオリジナルパッケージのチョコレートもいただきました。絵具とチョコレートは意外な共通点があるそうです。それについてはこの後ご紹介したいと思います。
ワークショップ体験
さて、会場に入ると様々なワークショップ、お試しのブースがあります。ホルベインのスタッフによる絵具を手作りするワークショップもありました。色付きのパール顔料と、グリッター感の強いクロマパール顔料の中から好きなキラキラ顔料を選び、メディウムを混ぜて絵の具を作れます。
また、イラストレーターの先生や、有名水彩ブロガーさんによるワークショップも開催していましたが、全てのワークショップは事前予約制で満席となっていました。。
水彩フェスタですが日本画のブースもありました。ナカガワ胡粉絵具株式会社による本格日本画体験です。
胡粉を乳鉢ですり潰し、作った団子を使って牡丹の彩色をするワークショップです。 本格的な胡粉の使い方が学べます。
お土産にはオリジナルの柄の日本画体験キットを持ち帰りできます。
物販にも注目
水彩絵具、メディウム、水彩紙、画筆など、おすすめの商品を特別価格で多数販売されています。
入手しにくいアウトレット商品の販売もありました。目玉だったのは絵の具のつかみ取り。様々な絵の具が入っている透明ボックスに手を開いてつかみ取るワクワク感に、会場は大盛り上がりでした!
(あまりの人だかりで撮影できませんでした)
新商品もチェック!
新商品もあります。濡れた状態から乾いた状態になっても色の変化が少ないのが特徴のゴールデン透明水彩絵具 QoRや、特別に精製された天然アラビアゴムと最高品質の真珠光沢・偏光顔料を使用して作られたファインテック水溶性絵具。新作を間近で見ることができ、質感もチェックできました。
絵の具とチョコレートの関係
冒頭にお伝えした、絵具とチョコレートには意外な共通点があるそうです。
絵の具作りの錬成という工程で使用する機械を3本ロールミルといいます。これは回転速度の異なる3本のロールで、顔料とメディウムをすりつぶし細かくすることで全体をムラなく練り合わせ、なめらかな絵の具にします。
同じくチョコレートの微細化の工程にも回転ロールを用います。チョコレートの材料をロールで練り合わせ、余分な水分を飛ばし、雑味を取り除き、舌触りのなめらかなチョコレートにしていきます。
絵の具とチョコレート作りにはこのような共通点があるのです。
練れば練るほどなめらかに、雑味のない光沢のある仕上がりを目指すところはチョコも絵の具も似ているね
絵の具セットのようなチョコレートってギフトでも人気だけど、アート好きにチョコを贈るのも洒落が効いてるね♪
【まとめ】新たなアートの世界を広げよう!
アートイベントは作り手のメーカーさんと触れ合え、ワークショップでスキルアップや新たなアイテムとの出会いがあります。違った発見があり、掘り出しものとも出会えるチャンスですね。五感を高めるイベントにぜひ足を運んでみてくださいね!