レジンを使ったアクセサリー作りは自宅で手軽にできるのが魅力ですね。
レジンの中にお花やアクセサリーパーツを閉じ込めて、ぷっくりクリアな質感のアクセサリーができます。
そんなレジンの模様に、お気にりの写真や手描きのイラストから転写できる専用のシートのアイテムが登場しました!
転写したい面にレジンをのせて硬化させるだけで、キレイにレジンパーツができます。
このブログでは転写シートの使い方をお伝えしていきたいと思います。ぜひアイテム作りの幅を広げてくださいね!
レジン専用の転写シートって?
ご紹介するのは粘土でおなじみのパジコのレジン専用転写プリンタシート(特許出願中)です。
このシートにイラストなどを手描きして、その上をレジンで硬化させることで、レジンに転写ができます。転写後は、半透明の仕上がりで、耐水性のパーツができます。
必要な材料
転写したいイラストや写真の他に、レジンとUVライト(※)が必要です。レジンはできれば同メーカーのレジン液をおすすめします。
硬くて強いハードな仕上がりの太陽の雫などがあります。
(※)レジンは紫外線をあてることで固まるため、太陽光の下に置くことでも自然に固まります。
ただ季節や天候に固まるまでの時間が左右され、非常に時間がかかることもあるため、UVライトの使用をおすすめいたします。
また家庭用のプリンターを使う場合は、普通紙のハガキサイズが印刷できれば十分です。
転写に使える絵具、インクなどの種類は?
手描きの絵を転写させる場合は特に、インクによって変色が起こる可能性があります。
あらかじめ転写できるかどうかチェックしましょう。
転写可能な画材
問題なく使える画材はこちらです。
転写が難しい画材
硬化熱などで変色する場合の恐れのある絵具はこちら。
転写シートに描くにはこれらを避けるようにしましょう。
さっそく使ってみよう
転写シートは、プリンタ用紙として印刷した絵(写真)を転写させる方法とシートに直接描いた絵を転写させる方法の2つの使い方があります。
それぞれ使い方を見ていきましょう。
プリンターで印刷した絵を転写する
ご家庭のプリンターなどで写真やイラストなどを印刷して、その絵柄をレジンに転写することができます。
1 印刷する
印刷したい写真やイラストなどを用意し、転写シートをプリンターにセットして印刷します。
※ザラザラした面が印刷面です。
2 レジンを塗布する
転写したい所をハサミなどで切り取り、レジン液をコーティングするように薄く塗布していきます。
印刷面は傷つきやすいのでこすらないようにしましょう。
3 放置してレジンを馴染ませる
太陽光が当たらない場所で、10分ほど放置します。
時間を置いてしっかりレジン液を転写シートに浸透させることで、きれいに転写できます。
4 ライトで照射
UVライトで照射し、硬化させます。固まったら裏側のシートの台紙をゆっくり剥がします。
5 完成&アレンジ
裏面もレジンでコーティングし、硬化したら完成です。
絵をはっきり出したい時は裏面の印刷の所を白色(アクリル絵具、ホワイトマーカー、修正液など)で塗り、しっかり乾燥させます。(※この後に裏面をレジン液でコーティングし、硬化)
動画でも確認できますよー
直接描いた絵を転写する
シートにペンや絵具で直接イラストなどを手描きし、その絵柄をレジンに転写する使い方です。
※インクによっては、経年劣化による変色が起こる場合があります。
1 絵を描く
転写シートのザラザラした面にペン等で絵を描き、しっかりと乾燥させます。
2 レジンを塗布する
レジン液をコーティングするように薄く塗布していきます。そして馴染ませるために10分ほど放置します。
3 ライトで照射
UVライトで照射し、硬化させます。固まったら裏側のシートの台紙をゆっくり剥がします。
4 反ってしまった!
反ってしまったら、硬化したレジンが温かい間に本などを上に置いて重しにして、平らにさせます。
5 完成&アレンジ
裏面もレジンでコーティングし、硬化したら完成です。
ピンバイスで穴を開けてアクセ金具を付けてチャームにしたり、好みにアレンジしましょう。
動画でも確認できますよー↓
まとめ
世界にひとつのデザインに封じ込めたアクセサリーが初心者でも簡単に挑戦できそうです。
アクセサリーの金具などは100均でも売っているので道具をそろえてアレンジもしやすいと思います。
ハンドメイドのアクセサリー作りを楽しみましょう♪