みなさんカリグラフィーは聞いたことがありますか?
メッセージカードやウエルカムボードなど手書きでお洒落な英字をみると華やぎますね。
さらさらっと手書きで書けたら素敵だけど、ハードルが高いと思う方もいるのではないでしょうか。
呉竹が提案するカリグラフィーはマーカーで初心者も手軽にできると知り、筆者もさっそく挑戦してみました!
その様子をお伝えしたいと思います!
カリグラフィーとは
カリグラフィーはアルファベットを美しく書くための手法です。
文字がつながっていてサラサラと書かれているような筆記体や
力強く線端のアクセントが特徴のゴシック体、斜体でよく見られるイタリック体をはじめその種類はさまざまです。書体は100種類以上あり、西洋の習字と呼ばれるだけあって歴史ある奥深さです。同じ文字でも、書体によって雰囲気が変わるから面白いですね。
カリグラフィーに必要な道具
カリグラフィーに必要な道具というと、専用のペン軸、ペン先、インクが必要になります。ペン先は金属製なのでボールペンでは代用できません。
使用するのはガラスペンと呼ばれる軽いつけペンや、万年筆タイプなどです。初心者にとっては長く続けるか分からないし、特殊で高価な材料を揃えるのはちょっと勇気がいりますね。
さらに選ぶペンは線質の違いが多すぎてどれを選べがいいいのか迷うところです。
そこで、まずはカリグラフィーを始めるなら、道具を揃える前に、キャップを外せばすぐに書ける呉竹のマーカーペンをおすすめします。このようにカラーが豊富なのでマーカーペンとして用途もあり使い勝手いいです。
こちらのZIGのカリグラフィーペンはこの3.5mmペン先と
2.0mmペン先のツインタイプです。大きな文字と小さな文字をメリハリもって一本で書き分けられる優れものです。このペンでカリグラフィーに挑戦してみたいと思います。
まずは練習してみる
カリグラフィーペンを用意しましたが、初心者の筆者はテクニックがないのでどう書くのが正しいのか分かりません。そこで用意したのは、
カリグラフィー練習帳です。マーカーで書くカリグラフィーの基本からテクニックまでを楽しみながら練習出来るノート。練習帳の書体はゴシック体とイタリック体とあり、イタリック体を選んでみました。
ペン先の角度と太さ
イタリック体の場合、基本のペン先の角度は水平ラインに対し45°です。美しい文字を書くためには常に45°を保ちます。まずは正方形に対角線を引いた線で45°の角度を作り、慣れるまではペン先をあてて確認しながら練習です。
ペンを動かす角度によって、線の太さが変化します。右上がりの線が最も太くなり、垂直と水平線の太さは同じです。
垂直線、水平線の書きはじめと書き終わりは45°です。こうしてペン先の角度を保ちながら線の太さを調整するには練習が必要なので、繰り返し書く運筆の練習がまず必要です。
運筆練習をしました。これが意外と難しいです…ペン先の角度が45°になっていなかったり、筆記線が掠れてしまったり…コツをつかんでうまく書けると達成感があります。
ペンだからすぐに書けるかと思ったけど文字を書く前に運筆が必要なんだね!
ペン先の特徴を理解して基本のスタイルを取得するとより美しく書けるからね
硬筆で見本から繰り返し練習するように、カリグラフィーも練習しで慣れが必要なんだね
文字の練習
いよいよ文字の練習です。見本にならって何度も運筆していきます。アルファベットによって特徴が異なるのでそれぞれの文字によって新鮮さが。この文字好きだな〜うまく書けた!と思うのは硬筆や習字の感覚と似ています。
文字だけでなく数字や記号も練習できるので練習帳一冊でまんべんなく基本が取得できます。
カードにメッセージを書くなら、手書きの縁取りがあるとより素敵に仕上がりますね。葉や花の模様など、テクニックを覚えればすぐに活用できます。パターンは色々あり、ペン先を生かした模様の多さに驚きます。
動画でもイメージが分かります(音はなし)
運筆練習その後…
小一時間くらいしか練習していませんが成果を残すとこのような感じです(下手ですみません)。まだまだ練習が必要です。カラーペンで普通に書くよりはお洒落な感じになるので、もう少しコツをつかんでからメッセージ本番に挑みたいと思います!
【まとめ】マーカーペンでカリグラフィー表現を!
お手軽にカリグラフィーができる、カリグラフィーペンの使い方を紹介しました。まずは練習を続けることで文字の幅が広がりより美しい表現につながります。温かい手書きメッセージは相手にも喜ばれますね。楽しく書きながら、マーカースキルを上げていきましょう。