正しくきれいな文字を書くための書写は小学校ではじまりますが、汚れや準備、片付けと管理が大変で、練習もおっくうになりますね。そこで登場したのが「水書用筆(すいしょようひつ)」です。導入する小学校も増え、身近になってきました。墨でなく水で書いていくので汚れず、乾けば消えます。子どもだけでなく大人からのニーズも高い水書(みずが)きの使い方や特徴を詳しくみていきましょう。
墨との違いは?

書写では点画の書き方や文字の形に注意しながら筆順に従って丁寧に書くことを大切にしますが、水書きでも同じことができます。
・何度でも繰り返し練習ができる
こちらが大きいです。専用の紙を使用しますが、折れにくく反らずに書きやすいです。未就学のお子さんも、汚れの心配もなく練習しやすい点が何よりのメリットです。
水書の特徴

墨運堂 みずかきセット ひらがな編 水筆ペン付
今回使用するのは墨運堂のみずかきセットです。厚紙仕様の水書き用紙と水書き用水筆ペンが含まれています。水書の特徴は以下のとおりです。
1 六角軸で転がりにくい形

鉛筆と同じ六角軸なので手に馴染みやすいうえに転がりにくい仕様になっています。水書用筆とめ・はねは、ペンケースにも収納できる軸の太さなので持ち運びも便利です。
2 弾力性のある手入れ簡単の穂先

墨運堂
水書用筆とめ・はねは、特殊技術でまとまりやすい穂先に仕上げています。コシが強く、持ち手部分と紙面の距離が近くなり扱いやすいデザインになっています。ナイロン毛材だから傷みにくく、穂先のお手入れも簡単です。
3 優しい力で水を押し出せる構造

水筆みずがきくんは、六角軸タンクになっています。子どもの小さな手でも扱いやすいよう、優しい力で水を押し出す構造なので水量調整もできます。
習字のメリット

小学校の低学年では特に、形を正しく整えることと筆記用具を正しく使うことが重要です。筆で書くことで文字の形が表現しやすくなります。
文字の形を正しく整えるためにはなぞることが最適です。繰り返し使える水書きペンで繰り返し覚えながら、毛筆の感触を自然と身につけます。
水筆ペンの使い方
1 タンク部分を外し水を入れる

タンクを左に回し外します。タンク部分の胴をつまみスポイト状に水を吸い取ります。水を入れたら右回しで付けます。
2 筆先を確認

キャップを外し、タンク部分を軽くつまみ、水が筆先から出るのを確かめます。
3 運筆する

最初は筆の水加減が分からず失敗しましたが、書いていくうちに慣れました。水分量の調整は墨汁でも同じことがいえます。厚手の紙質でソリや波打ちに強いため、水を出しすぎても安心です。3〜4分で乾いて消えるので、すぐにリセットできます。耐久は1000回以上で何度も練習できます。
失敗しても紙の心配を気にしないでいられる点はエコで水書ならではのメリットといえます。汚れや片付けのストレスがなく気軽に進められるので未就学のお子さんにも良い経験となりそうです。




