赤ちゃんが初めて作るアート作品、ファーストアートはご存知ですか？親子の絆を深め、思い出を残せるイベントとして人気が高まっています。ファーストアートといっても色々なアイデアがあります。そこで、
どんな道具を使う？
どんなやり方がある？
安全で汚れにくい？
そんな疑問にすっきりしながら、おすすめの道具もご紹介したいと思います。アートを親子で楽しみながら、今しか残せない素敵な作品に挑戦しましましょう。
どんな作品がある？
ファーストアートというと、あまり聞き慣れないかもしれません。ファーストアートの特徴は赤ちゃんが主体的にアートを楽しむのが軸となります。
このように大人が主体となるアート写真とは少し違います。写真映えのある寝相アートも記念に残せますが、ファーストアートは子どものはじめてのお絵描きです。
大人が道具を準備して赤ちゃんを促す、仕上がりが予想できないアート作品も面白いですよ。例えばこんなアイデアがあります。
・赤ちゃんの足形や手形から作品を作る
絵の具の汚れが気になるなら、絵の具に触れずにキャンバスに描く方法もあるのでこの後紹介します。ハーフバースデーや1歳の誕生日の節目などに、記念に残してみてはいかがでしょう。額縁などに残して、インテリアや家族へのギフトにも良さそうです。それでは、作り方や材料など詳しく見ていきましょう。
ファーストアートの材料 商品ページはこちら
ファーストアートやり方&必要な道具
まずフィンガーペイントですが、絵の具に触れるやり方と触れないやり方の2つの方法があります。
絵の具に触れるフィンガーペイント
絵の具に直に触れて質感を楽しみながら作品を残せるフィンガーペイント。うまく筆を扱えなくても、滑らかな絵具を指先で自由にスムーズに描けます。
使用したのはこちら
pebeo タクティルカラー フィンガーペイントキット
用意したのはペベオのフィンガーペイントのキットです。20mlチューブ×6色に絵柄を楽しめるスポンジ2個、ステンシルシート1個、ビニールエプロン付きです。安全面については用途性質上、皮膚に浸透しにくい成分で作られていて簡単に洗い落とすことができます。
※誤って口に入れても無害な成分ですが食べないよう注意しましょう。
※肌や衣類についた絵具は、石鹸水で洗い落とすことができます。
さっそく実践！
画用紙を用意し、机が汚れないように新聞紙などでマスキングしておきます。エプロンをつけて、汚れても良い服で冬場は袖をしっかりめくりましょう。用意するのは画用紙のみ。パレットや水も使いません。
画用紙に直接絵の具をつけて、絵の具を自由に触らせます。色の混ざりが楽しいのか、画用紙に描くというよりは柔らかい絵の具の感触を楽しめます。
スポンジでスタンプを楽しんだり、ステンシルシートを使って模様を作ったりアイテムを使うとより楽しめます。
と、ここで撮影協力してくれた3歳児が、手を洗いたくなった！と強制終了。幼児は汚れるのが嫌という感覚も出てくるので純粋にフィンガーアートを楽しめる赤ちゃんにぴったりかもしれません。
水ですぐに手についた絵の具を落とせたのでとても使いやすくて安心でした！
絵の具に触れないフィンガーペイント
絵の具に触れるフィンガーペイントは大人がハラハラして気を遣いますね。そこで汚れを気にせずにすぐに作品が作れる方法に挑戦します。
用意したものはこちら
アクリル絵の具
Liquitex リキテックス レギュラー
作品を飾ることを想定し、耐久性の高いアクリル絵の具をチョイス。厚く塗っても乾くのが早いです。アクリル絵の具ならテクスチャーや質感に変化を持たせるメディウムをプラスするといっそう上質な仕上がりに。
キャンバス
六角型 張りキャンバス 20cm 19mm厚
作品を残したいのでキャンバスを用意。子どもの集中力を考え小ぶりサイズをチョイス。
ハート型 張りキャンバス 20cm 19mm厚
キャンバスは六角形を選びましたがハート型や丸型など特別な形も可愛いです。
ジップロック
ジップロック ストックバッグW M 20P
キャンバスが入るサイズのジップロックを用意。密封状態で絵の具が漏れません。
さっそく実践！
好きな色を選んでもらい（ほぼ全色…）キャンバスに直接色をのせます。同系色数色＋白の方が混ざるとキレイなので後で自分で選べば良かったと後悔。。美しい作品に残すことよりも楽しんでもらおう、と気を取り直します。
ジップロックにキャンバスを入れ、好きに絵の具をつぶしてひろげてもらいます。面白がって威勢よくモミモミしてくれ、色の混ざりを楽しんでくれました。
キャンバスに絵の具が広がったところで完成。ジップロックのジッパー部から取り出すのではなく反対の端を切って、剥がすようにすると安心ですよ。
乾いたら画面保護用にメディウムをふりかけました。乾いたら完成です。画面保護はひび割れを予防して耐久性を高めてくれます。スプレータイプの艶出しを使用。日にちや名前のかいたネームプレートをつけるとぐっと作品らしくなります。
足形や手形から作品を作る
手形や足形を残す作品は成長の記念に残ります。これから成長してしまう小さな手足の型は思い出にも。画用紙にスタンプした作品は額縁に入れると立派なインテリアに。
赤ちゃんを抱っこする人、赤ちゃんの手をスタンプする人と大人2人いると安心かもしれません。赤ちゃんの機嫌の良いタイミングやぐっすり寝た頃を見計らってスムーズにできるといいですね。
【まとめ】世界にひとつの記念グッズを！
ターナー てのひらおえかきセット
いかがでしたでしょうか。子どもの成長はあっという間。小さいうちに色々残しておきたかったと後悔しても遅いです。準備を最低限にして、一緒に作品を作るひとときも大切な思い出に、親子の絆が深まるはずです。
材料に迷ったら絵の具と飾れる台紙、筆、スポンジがセットのアイテムもありますよ。ぜひ可愛いオリジナルアートを楽しんでください。
