夏休みの工作アイデアなど、頭を悩ませる人もいるのではないでしょうか。
・材料選びをどうしようか?
・何を作るかアイデアが浮かばない
・キットは使っていいのだろうか?
と悩む人もいるかもしれません。キットの利用は自治体によって異なるので確認して下さいね。そこで、今回は材料や作り方に頼りつつも自分のアイデアが反映できる工作キットをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
ワンランク上の工作のポイント
工作の準備に必要なものは、
②必要な材料
③作る過程
この3つを決める必要があります。それがクリアになれば、作品が完成したも同然です。工作キットにはこの3つがそろっていますので完成イメージができて安心です。テーマから決めることに比べるとスピード感は違いますが、下記のポイントをつかめばキットでも自信を持って「自分の作品」とアピールできます。それには、
・説明書、手順通りに作業する
・自分だけのアレンジを加える
これらをおさえましょう。キット関係なく工作には欠かせないポイントです。材料や工程を理解すると、自分でもやり方を説明できるようになりますね。自分だったらこんな工夫できる、と気づきや発想が生まれたらどんどん反映していきましょう。
こだわりをもって作品に向き合うと愛着のある自分だけの作品になるね
興味を持って熱中すれば結果的にいろんな発見や経験になるよ
キットといえど過程を吸収しながらオリジナルに仕上げるのは本人次第ね
やらされている感なく主体的に楽しく向き合うと作品にも現れるね
さっそく実践
キットの心得を知ったところで実践したいと思います。用意したのはこちら
アイアンペイント工作キット(くるま)です。車を組み立てた後は好きな色を塗ってオリジナルの作品に仕上げましょう!完成したらティッシュケースやインテリアとして使えます。「組み立てる・色を塗る・使う」を通じてものづくりを楽しめます。乗り物大好き、完成後も利用できる作品にしたい人は必見です。
材料はこちら
セット内容には、
(アイアンブラウン・アンティークゴールド)
・アクリルガッシュ3色
(ホワイト・パーマネントレモン・スカイブルー)
・ダンボール模型1個
・平筆1本
・説明書
こちらが入っています。アクリルガッシュのほか塗るだけで金属のように見えるアイアンペイントの絵の具付きで、筆や説明書もあるのですぐにはじめられます。他に用意したものは、
・穂先の細い筆
・筆洗
・雑巾
・新聞紙
アクリルガッシュは乾くのが早く乾いた後は水で落ちにくいので、紙パレットや筆洗用に紙コップを使うのも◎
ハサミやノリは使わないので小さなお子さんも参加しやすいですが、大人も一緒に参加しましょう。平筆もありますが、細かな絵柄を描くために細い筆も用意。
作業台が汚れないよう、新聞紙を机にセッティングしてはじめましょう。
作り方
ダンボールを組み立てる
手順に沿って段ボールを組み立てます。広げるとこのようなダンボールです。
細かいパーツはなく、紙がつながっていて材料がシンプルです。材料や手順に混乱することはなく安心。折り紙のように丁寧に組み立てていきます。
このように完成しました。車のドアもあり立体的でしっかりした作りです。
ペイントする
車のベースカラーをアイアンペイントのアンティークゴールドで塗ります。絵の具を出す前にボトルを振って絵の具をかき混ぜてからパレットに出します。水を加えなくても伸びが良く、重ね塗りすると重厚感のある仕上がりに。平筆はツヤツヤした質感になります。
ターナーアイアンペイントは塗るだけで鉄や金属のような質感が表現できる絵の具です。アイアン風の家具や雑貨へのリメイクにおすすめですので残った絵の具は木材に塗ってリメイクするなど家具のDIYにも使えます。
乾くのが早く重ね塗りもできるので、細い筆に変えてここからは自分好みの車のカラーやデザインに塗っていきます。混色したり、アクリルカラーをどんどん加えてきます。
完成!
思いのままに彩色して乾いた後は完成です!ダンボールは丈夫ですので持ち運びしやすく、アクリルカラーは水に強いので乾いた後も扱いやすいです。
【まとめ】自分らしさをプラスした作品を作ろう
今回はダンボールで作る工作をご紹介しました。普段と違う絵の具や立定的な工作に挑戦するのはワクワクしますよね。何を作るか、素材を変えるかでまた面白さも違ってきますのでぜひ色々挑戦してくださいね。