はじめに

みなさんこんにちは!
ゆめ画材のブログへお越しくださりありがとうございます。
今回の記事では、慌ただしい日々の中にも癒しと楽しさを与えてくれるもこもこと可愛らしい編みぐるみについてご紹介します♪
編みぐるみとは
編みぐるみとは、毛糸を編んで作る人形です。毛糸を使い編み針の一種であるかぎ針でぬいぐるみを編んでゆきます。
毛糸の太さによってもこもこ具合や印象が変わります。

Amigurumi rabbit
現在、世界中に編みぐるみの愛好者の輪が広がりクリエイターやコレクターなど多くの人が編みぐるみの世界を楽しんでいます。
編みぐるみの道具
編みぐるみの制作に必要な道具を見ていきましょう。

Amigurumi Knitting tool set
基本の道具
①毛糸・・糸の太さによって編み上がりの質感が変わってきますので、好みの太さを選びます。ビギナーの方にはかぎ針の3~4号くらいで編める太さのものがおすすめです。(詳しくはかぎ針の項でご説明します)アクリルの毛糸は鮮やかな発色でやわらかくふんわりとしたできあがりに♪
いろいろな種類の毛糸がありますが、アクリル100%の並太毛糸が安価で編みやすいのでおすすめです。
丸まっている毛糸玉の中心にある穴の中に指を入れ、糸の端を引き出して使います。
②かぎ針・・編みぐるみは一本のかぎ針を使って編んでゆきます。かぎ針の種類(かぎの部分のサイズ)は号数で分けられています。毛糸のパッケージに推奨されるかぎ針の号数が記載されていますので、どのサイズのかぎ針がどの毛糸に合うのかチェックして選びます。編みぐるみは毛糸をきつく編んでいきますので、持ち手が握りやすいものがおすすめです。
グリップのあるタイプは手が痛くなりにくく使い易いようです。
太い毛糸には太い針を、細い糸には細い針を使用します。はじめはキットがセットになっているものだとピッタリ適した組み合わせになっているので安心して始められますね。
③とじ針・・毛糸の糸端を処理したり編んだパーツをつなぎ合わせるときに使用します。編みぐるみの顔や口を刺しゅうするときなどにも使います。
先端が丸い毛糸専用の針です。普通の針では針穴に毛糸が通りませんし、先端がとがった通常の針では刺したときに毛糸を割ってしまう恐れがあります。専用のものを用意しましょう。
④手芸綿・・編みぐるみの中に詰めます。塊の大きなものや小さなものなど多少バリエーションがあり仕上がりの触り心地(抱き心地)に多少違いが出る場合もありますが、基本的にはどの商品を使用しても大丈夫です。
⑤ハサミ・・毛糸を切るときに使用します。普通のハサミでOKです。
⑥さし目(プラスチックアイや動眼)・・編みぐるみやぬいぐるみ用の目玉などのパーツです。可愛らしい顔に仕上げることができます。編み目に差し込めるようになっていますので、接着剤をつけて差し込んで使用します。
あると便利な道具
ピンセット・・編みぐるみの中にわたを詰めるときに使用します。なくても構いませんが、あったほうが作業が楽になりますのでおすすめです。
接着剤・・または手芸用ボンドなど。さし目を付けるときなどに使用します。
マーカー・・編み目にひっかけて段数に目印を付けておくことができる便利な道具です。編んでいるうちに段数がわからなくなってしまうのを防ぐことができるアイテムです!
編みぐるみの作り方

Amigurumi bears kintting kotatsu
基本の編み方
編みぐるみは、最低限輪の作り方と細編みを覚えておけば作ることができます。まずはこの2つをマスターして、慣れてきたらほかの編み方にも挑戦してみましょう。
応用編:棒編み
棒針編みは2本の棒針(編み方によっては2本以上)を使用して編む編み方です。 よくテレビでもセーターやマフラーを編むシーンが使用されていますね。 かぎ針編みは先端にフックが付いた編み棒1本のみで編んでいく編み方です。
毛糸の色を変える方法
細編みの途中で色を変える場合、色を変える一つ前の目で糸を引き抜くときに新しい色の毛糸を引き抜いてそのまま編み進めます。色を変える前の毛糸は裏側で巻き込みながら2〜3目編み、カットしておきましょう。段の最後で色を変える場合も最後の目で糸を引き抜くときに新しい色を使い、次の段に進みます。
毛糸の始末について
編み終わりは毛糸を10cm程度残してカットし、かぎ針にかかっている毛糸の中から引き抜きます。パーツを縫い合わせる場合はその糸を使用し、余った毛糸はとじ針を使って裏地に3〜4cmくぐらせてからカットしてください。
さし目の付け方
毛糸で縫い付ける場合
- 背中側から目をつける位置に毛糸をだします。
- 糸通しを使って目玉ボタンに毛糸を通します。
- 反対側の目の位置から毛糸を出します。
- 糸端を目玉ボタンの根元が体に埋まるくらい引っ張り、キュッと2回結んで完成です。
手芸用ボンドを使って付ける場合
- さし目の位置を決めたら、針などを使用してしっかり穴を開けていきます。
- 根元までさし目が入ることを確認したら、根元にボンドを流し込みます。
- さし目の足部分にボンドをつけます。つけすぎるとボンドが溢れてしまうので注意です。
- 完全に乾くのを待って完成です。
まとめ

Amigurumi kids children Knitting earth world
海外でも「Amigurumi」として人気を集めている編みぐるみ。
ぬいぐるみでありながら強度を付けられることもあり、動物やキャラクターだけでなく野菜やスイーツ、文房具などのツールなど様々な形をぬいぐるみで作ることができ創作の楽しみが広がりそうですね。
また、創作の過程やできあがった作品を飾ることで気持ちが和み癒されるのも、編みぐるみが広く愛されている理由かも知れません。

編みものビギナーさんや編み物がニガテな方にはこちらもおススメだよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また次回のブログでお会いしましょう!