和菓子には和のモチーフや四季の美しさを表現した物が多く、見た目も綺麗ですね。和菓子の表現には樹脂ねんどが最適です。0.2mm程の薄さに伸ばすことができ、乾いても弾力があるので割れません。本物を作るような細やかな工程や繊細な表現も、和菓子づくりならではの楽しみ方があります。そこで、材料や作り方を見ていきたいと思います。
用意するもの
メインの材料は粘土ですが、和菓子づくりに適している粘土を使用しましょう。
粘土
粘土はさまざまな種類はありますが、和菓子づくりに適したドリームクレイをセレクト。うすく伸ばしても乾燥後は粘土にひびがはいりません。

新日本造形
形をキープしやすく柔軟性があるので細やかな和菓子づくりに適しています。絵の具を混ぜて色が均一になるまでよく練りこむとカラーねんどがつくれます。乾くと透明感が少し出るのでランプ用のシェードなどにもおすすめです。
さらに作品に透明感を出したい時はすけるくんがおすすめ。ツヤのある透け感を出したいときに。ドリームクレイと混ぜて使用もできます。
そのほかに準備するもの
・クラフト用はさみ
・ボンド
・仕上げ用ニス
そして、細やかな作業には道具も必要です。
のばし棒(粘土を平らに延ばす)やねんどヘラがあると便利です。爪楊枝やカードなども代用できます。
どんな和菓子を作る?

和菓子というと、何を思い浮かべますか?
身近でいうとみたらし団子やどら焼きを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、和菓子の種類とてもさまざまなので、分類しにくいです。
和菓子の種類
含まれる水分量の多さ順だと、生菓子(餅やおはぎ)、半生菓子(最中や饅頭)、干菓子(煎餅や飴)の3つに分かれます。

新日本造形
今回ご紹介する和菓子は生菓子になります。餅やあんこが使われる「練り切り」は日本の代表的な伝統菓子です。おもてなしやお祝いの席に振る舞われる練りきりは、白餡をベースに求肥や山芋などを加えられ粘り気もあり、色粉などで色付けされた見た目の美しさが特徴です。

新日本造形
練りきりのデザインには定番の形もありますが、決まりはありません。色付けから型づくりまでの職人技が光る繊細なフォルムは芸術的なアートです。伝統を学べる和菓子作りにぜひ挑戦してみましょう。
和菓子の作りかた
練り切りは、和菓子の種類によって道具や技法が異なります。造形を表現する工程にも注目です。各和菓子の作り方は動画でも確認できます。
モチーフ:菊

新日本造形
高度な技法を要す菊は「はさみ菊」や「針切り菊」ともいわれます。きれいな色の練り切り餡を、先の尖ったはさみなどで花弁を丁寧にカットして仕上げます。
モチーフ:紫陽花

新日本造形
お団子のまわりに薄く小さく四角にカットした淡い紫陽花カラーの生地を、隙間なく埋めていき、花びらの中心に小さな粒を添え、葉を型取り仕上げます。
モチーフ:雪うさぎ

新日本造形
真っ白な生地をたまご型に丸め耳と赤いかわいいお目目がポイントのうさぎです。滑らかさ、ツヤをいれるといっそう美しく仕上がります。
実際にやってみた

新日本造形
雪うさぎに挑戦しました。パーツごとに作成し、色付けはアクリル絵の具を使用しました。粘土はふわふわで扱いやすく手も作業台も汚れないのですが、絵の具を混ぜる際は手が汚れやすいので要注意です。

新日本造形
木工用ボンドでパーツをつけて完成です!ボンドは乾くと透明になります。粘土の質感がやわらかくこねている間はとても癒されます。
単体だと寂しいので同じサイズ感でいくつか作って和菓子容器に入れたり和の器に盛り付けるといっそう引き立ちます。

新日本造形
和菓子以外にも洋のスイーツや野菜づくりのミニチュアにも挑戦しても楽しそうです。本物をじっくり観察しながら、さまざまなテクニックを身につけましょう。





