【初心者】コピックの選び方 種類と使い方を見てみよう

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イラストやデザインなどのアート分野で重宝されるコピックは手軽に使えやすく鮮やかな色彩で人気が高いですね。初心者からすると

何を選べばいいかわからない…
コピックの種類の違いがわからない…
色の基本的な見方がわからない…

そんな素朴な疑問が浮かびます。そこで、コピックの種類別に特徴や色の見方、選び方をみていきたいと思います。参考にしてくださいね。

基本の3種類を比較

コピック アルコールインク

インクが出なくなってきたらコピックインクを使用して補充できる

コピックの代表にはスケッチチャオクラシックの3種類があります。
インクの色は共通していて、補充インクも3種類ともに使えます。繰り返し使用できるのでマーカー本体を使い捨てせず経済的。3種類の違いを大きく分けると

・ペンのデザイン(ボディ)
・ペン先の形
・カラーの種類
・価格

こちらになります。それでは特徴を見ていきましょう。

コピックスケッチ

コピック

コピックスケッチのペン先

コピックスケッチはイラストや漫画、デザインなどに使われているコピックのスタンダードモデルです。キャップには色番号が印字されたカラーマークが付いています。

【ボディ】ペンの形は楕円の円柱
【ペン先】ミディアムブロード(蛍光マーカーみたいな形)とスーパーブラシ(筆ペンみたいな形)
【カラー】全358色のラインナップ

コピックスケッチの商品ページはこちら

コピックチャオ

コピックチャオのペン先

コピックチャオはインク量をスケッチの2/3ほどに抑え、価格を抑えたエントリーモデルです。費用を抑えつつ試してみたい初心者には安心です。

【ボディ】ペンの形は円柱形、キャップは誤飲対策の安全構造
【ペン先】スケッチと同じ、ミディアムブロードとスーパーブラシ
【カラー】全180色、スケッチの約半分

コピックチャオの商品ページはこちら

コピッククラシック

コピッククラシックのペン先

コピッククラシックは主にデザイン、アートのシーンで使用され、30年以上愛用されている最も長い歴史を持つモデルです。キャップには色番号の印字付き。3種類の中で最もインク容量の多いタイプで長持ちします。

【ボディ】ペンの形は四角柱
【ペン先】ブロード(スケッチ・チャオより太め)とファイン(マーカーの細字の方みたいな形)
【カラー】全214色

コピッククラシックの商品ページはこちら

使い方はこちらでも確認できます!

コピックはペン先の形の違いを利用して描きたいものによって選ぼう

それぞれ値段が違うから、使う容量や予算で検討しよう

どれもインクは共通で補充しやすいのは安心だね

まずは手に取りやすい価格のチャオから試して、追加カラーが欲しいときはスケッチで足しても◎

色の選ぶときのポイント

コピックは色数が豊富なので、やみくもに探し始めると混乱しがちです。選び方の基本をおさえると、必要な色を調べるときや買い足すときに、色選びが少し楽に。

そこで色を選ぶときのポイントをご紹介します。グラデーションをつくりやすい色の組み合わせなども選びやすくなります。

コピックの色番号とは

コピックに描いてあるアルファベットや番号は各色の特徴(色相や彩度、明度)を元に、色番号と名前が付けられています。まずはここをおさえましょう。

すべて覚えるのは大変なので、よく使う色の番号を元に、「グラデーションをつくりやすい色」「別の色だけど透明度が同じ」など把握して、使いながら徐々に覚えていきましょう。

色番号の基本的な見方は?

それでは色番号の見方を具体的に見ていきましょう。

コピックの色番号は、「色記号」「色系統」「明度」の3つの要素と色名の組み合わせで構成されています。

色記号=アルファベット

はじめのアルファベットは色記号です。赤系や青緑系、蛍光など、基本的な色が分かるようになっています。BV=青紫系統(Blue Violet)です。

色系統=数字1番目

アルファベットの次に記載されている1桁の数字は色系統。それぞれ色相が近い色ごとに0〜9まで分類したもの。この数字が0の色は最も透明度が高くなります。

明度=数字2番目

最後の数字のかたまりは明度。色系統をさらに000〜9まで12段階の明度に分けたもの。000が最も明るい(薄い)色です。

色記号をまとめると

このように全体を見ていくと「色記号が同じ」「色系統が同じ」「明度が近い」ほど、似た色になります。
つまり、この番号を元にセレクトすればグラデーション塗りのときに失敗しにくい色も揃えられます。

初心者は何色を買うべき?

コピックシリーズは最大358色もあるのでカラー選びに迷ってしまいますね。描きたいものにもよりますが、コピックの特性を活かした選び方がポイントです。それは、

薄い色・淡い色から選ぶことをおすすめします

コピックは1色でも塗り重ねながら濃淡を表現できます。薄い色なら失敗しても目立ちにくく、修正もある程度しやすいですよ。たとえば、ゆめ画材で人気のカラーは

コピック コピックチャオ E00 Skin White

コピック コピックチャオ E00 Skin White

購入しやすい価格のコピックチャオ、Skin Whiteのアースカラー系や

コピック コピックチャオ C1 Cool Gray No.1

コピックチャオ C1 Cool Gray No.1のクールグレイ系です。冷たい印象を与える寒色系のグレイですが重ね塗りすると雰囲気も違ってきますね。また、

コピックチャオ R00 Pinkish White

コピックチャオ R00 Pinkish White、ピンクがかった赤系など薄め、かつ、肌色に使えそうな色が人気です。

コピック コピックチャオ スタート 36色セット

コピック コピックチャオ スタート 36色セット

どれを選んでいいか分からない、何を描くかまだ具体的には決まっていないという方は、バランスよく入っているセットもおすすめです。

コピック セット商品ページはこちらです

また、人物を描く場合は肌色がマストになりますね。肌色といってもトーンは様々なのでいくつかカラーを揃えたいところです。

イラストマーカー コピック チャオ 36本セット ポーチ入り 色紙 ケント紙 ペン付き 漫画 デラックス Bセット ゆめ画材 オリジナルセレクト

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肌色トーン選びに迷うなら、肌色が多めに入ったゆめ画材限定セットもあります。

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淡いトーンでも色系統が異なるとニュアンスが微妙に異なります。パステルの種類が多いと彩りよく表現できそうです。

ゆめ画材オリジナルセット 商品ページはこちら

【まとめ】コピックのシリーズやカラーはさまざま

今回、コピックの各シリーズの特徴と、選び方や色番号の見方をご紹介しました。色番号には明確な意味があるので、カラーのバランス、数値の色味を参考にしながら少しでも把握できると便利ですね。迷ったらセットを選ぶのもおすすめですよ。

コピックの基礎知識をつけたあとは表現方法を見ていきましょう! 表現方法

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