【クサカベ】油絵の具の画溶液の基本的な使い方

Claude Monet 油彩画用のメディウム
Claude Monet, ”Water Lilies”, シカゴ美術館
油彩画用のメディウム
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油彩画に欠かせない画溶液。でも、画溶液の種類が多いし、描き始めから仕上げまで、どの画溶液をどのくらいの量で使えばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、クサカベの画溶液の基本的な使い方に注目してみたいと思います。描きたいイメージによって個人差はありますが、一例として参考にしてみてくださいね。

おさえるポイントは5つ

大切な油を無駄にしない、作品に亀裂やヒビが入らないように綺麗に保つためにも、画溶液を使用するときは5つのポイントをおさえましょう。

  1. 油分の少ない絵具の上に油分の多い絵具をのせる
  2. 油壷や皿の調合油はいつも綺麗にし次回描く時に作り直す
  3. 油は空気に触れると酸化・変質するので使用後は容器を密閉し暗所に保管
  4. 画用液のキャップはしっかり閉める習慣を
  5. 乾性油分の濃度は仕上げで一番濃くなるようにする

さっそく油彩画をスタート

デッサン 油彩画

それでは、油彩画をはじめてみましょう。制作行程は
①おつゆ描き
②初期
③中描き
④仕上げ
⑤完成後
の5つの工程に分かれます。

①おつゆ描き(下描き)

おつゆ描き①少量の絵具をたくさんのテレピンで薄めて使います。

テレピンorペトロール②パレットだと絵具が流れてしまうので、度深さのある陶器の皿などで絵具を薄めるのがおすすめです。

使用する画溶液

テレピンorペトロールを絵具と混ぜます。

②初期

初期①使用する画用液をあらかじめ調合しておくと便利です。

+ネオペインティングオイル②絵具に混ぜる量は筆運びが良くなる程度で、筆先に少し含ませる位です。または画用液を全く使わなくてもOKです。

画溶液・使用目安

初心者はテレピンorペトロール+ネオペインティングオイルを3:7か4:6の割合に。慣れたら8:2か9:1の割合に。

③中描き

中描き①絵具をたたくさん使います。この段階で使う画用液によって作品の表情が作られます。

+ネオペインティングオイル②画用液は作りたい画面によって、分量を使い分けます

画溶液・使用目安

初心者はテレピンorペトロール+ネオペインティングオイルを2:10の割合に。ネオペインティングオイルのみもOK。
慣れたらテレピンorペトロール+リンシードオイル+ダンマルペインティングオイルを3〜5:3〜4:2〜3の割合に。

④仕上げ

仕上げ①細部を描き込む時は絵具を画用液で柔らかく溶いて流動性を持たせます。

ネオペインティングオイル②細い筆は0号〜4号くらいまで種類があります。

画溶液・使用目安
初心者はネオペインティングオイルを使用します。
慣れたらリンシードオイル+テレピンorペトロール+ダンマルペインティングオイルを4〜5:2〜4:2〜3の割合に。

⑤完成後

完成後①通しの良い所で絵を乾かします。その後、仕上げのニスを塗りましょう。

タブロールスペシャル②表面のみの乾燥ではタブロースペシャルを、約半年ほどで完全乾燥した絵にはタブローを使います。

画溶液
タブロースペシャルorタブローを使用します

まとめ

使い慣れてきたら画溶液を追加したり量を調整しながら表現の変化を楽しみましょう。
基本的な使い方に慣れてきたら、次は「クサカベ画溶液の使い方 応用編」でさらに表現の幅を広めてみてください。

クサカベ画溶液の使い方 応用編

 

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