夏らしい透明感が綺麗なジェルキャンドルはインテリアにもぴったりですね。好きな装飾を閉じ込めばオリジナルの作品が作れます。作り方はとても簡単なので、お子さんの夏休みの制作や手作りプレゼントにも。今回は、ジェルキャンドルのワークショップに参加して、実際に体験してみました!それでは作り方や材料などをご紹介いたします。
ジェルキャンドルとは?
キャンドルというと、一般的にケーキのろうそくのような、不透明で固いイメージを思い浮かべますよね。白く固い質感の従来のワックス原料とは異なり、ジェルキャンドルはジェルワックスを使用しているので透明で弾力のある、ゼリーのような仕上がりが特徴です。
ナチュラルでクリアな質感は、装飾の良さをそのまま生かすことができるので表現が広がります。
ジェルキャンドルの材料
ジェルキャンドルは自宅でも手軽に作れます。主な材料は、
こちらになります。また、用意すると便利な材料として、
を準備します。ロウは冷えると固まり掃除や容器を洗うのが大変なので使い捨て材料が便利ですね。お子さんと一緒に制作するときは高温のロウでやけどしないように注意しましょう。
手作りジェルキャンドルに挑戦
それでは、ジェルキャンドルの手作りに挑戦です。今回はワークショップに参加しました。
参加したのは新日本造形主催の美術教材フェアです。
材料を用意してもらえるので、手ぶらで初心者も楽しめます。専任スタッフ指導のもと、制作できるから安心です。小学生中学年くらいのお子さんから参加も大丈夫で、制作時間の目安は乾かす時間も入れると1〜2時間くらいです。
ステップ1 下準備
誰が作ったキャンドルか分かるように名札に名前を書き、キャンドル型につけます。キャンドル型は、お菓子作りで使うようなシリコンです。どんなキャンドルが完成するでしょうか。
ステップ2 ロウ漬け芯を型に通す
ロウ漬け芯を4種類の型に通していきます。型を指でつまむようにしてシリコンの穴を広げ、芯を通します。型の裏側から芯が少しだけはみ出た状態です。
ピン止めがちょうど型に乗っかる位置でロウ漬け芯にはさみ、型に固定させます。これでまっすぐキレイに芯が固まります。
ステップ3 ジェルキャンドルを入れる
IHヒーターで90度位に溶かしたジェルキャンドルを紙コップ容器に移し、ジェル用カラーを数滴入れて混ぜます。そしてシリコンのフチまでたっぷりロウを入れます。このときからロウの温度が下がり固まってきますので素早く作業するのがポイントです。
ステップ4 完成!
固まるまで約30分位待ちます。固まってピン止めをとった状態です。ロウ漬け芯の長さが1cmくらいになるようにハサミで切ります。
シリコンからジェルキャンドルを取り出します。思いの外柔らかくて弾力性があります。ぷにぷにと柔らかくグミのようですが、強固でしっかりしてます。さすがウルトラハードです。
型からキレイにぬけて完成したキャンドルがこちら。プルンとしたクリアな質感です。固まった後のほうがカラーがより濃く感じました。うまくいかない場合は再度溶かしてチャレンジもできます。
作り方は動画でもチェックできます
【まとめ】子どもも大人も楽しめるキャンドル作り
好きな型、色、装飾を楽しみながらオリジナル作品ができるジェルキャンドル。シリコーン製の型を使ったフォローティングキャンドルもおすすめです。涼やかでインテリアとしても楽しめます。お子さんと一緒に挑戦してみてはいかがでしょう。