アクリル絵具「リキテックス」は豊富なカラーと多彩なメディウムがそろい、軽量で乾燥が早いのが特徴です。
下地の役割も担うテクスチュアジェルは7種類あり、それぞれの独特な素材感があります。どんな表現ができるのか気になりますね。それでは、ジェル変化に富んだマチエールをチェックしてみましょう。
リキテックスって?
「liquitex・リキテックス」は水で簡単に扱うことができる水溶性のアクリル絵具です。乾燥後は水に溶けない耐水性となり、重ね塗りをしても下の色がにじみ出さず、美しい作品に仕上げることができます。
紙やキャンバスだけではなく、布、木材、石、コンクリートなど様々な素材に描けますよ。
マットな質感のセラミックスタッコ
⬆︎左はそのまま、右はカラーを混ぜた場合
セラミックスタッコは漆喰の壁のような落ち着いた質感の下地になります。真っ白というよりは少しグレーがかかったジェルのようです。
温かみのある、自然素材の雰囲気を表現できます。きめが細かく滑らかな凹凸の盛り上がりに。粘度が高いのでカラーにも馴染みやすいです。
動画で製品のイメージをチェック(日本製品とは仕様が異なります)
ざらざら砂地のレジンサンド
⬆︎左はそのまま、右はカラーを混ぜた場合
レジンサンドは砂独特のザラザラした質感の下地です。粒目は少し大きめなので見た目もかなり分かりやすく砂地表現ができそうです。ジオラマでの地面の制作にもぴったりな感じがします。
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キラキラ透明感のあるグラスビーズ
⬆︎左はそのまま、右はカラーを混ぜた場合
グラスビーズはガラス状の粒が入ったキラキラした透明な下地です。ガラス状の粒が入っているのでビーズアートのようにキラキラとした華やかで繊細な表現になります。
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サラサラ繊細な砂地のナチュラルサンド
⬆︎左はそのまま、右はカラーを混ぜた場合
ナチュラルサンドは精製した細かい砂が入っているザラザラした質感の下地です。砂目がレジンサンドより細かいので、クリーミーでサラサラのマイルドな砂地表現になります。
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不揃いな立体表現のホワイトオペークフレーク
⬆︎左はそのまま、右はカラーを混ぜた場合
ホワイトオペークフレークは輝きを持ったガサガサした質感の下地です。不安定でかなりガサついた絵肌です。ボソボソとしたフレーク上の質感が残り、雪や雲の模様のような、自然の不均等性がもたらす美しさを表現できそうです。
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ホイップのようなライトモデリングペースト
⬆︎左はそのまま、右はカラーを混ぜた場合
ライトモデリングペーストは軽くて割れない、盛り上げ剤にもなる下地です。ホイップクリームやムースのような柔らかな質感で、フェイクスイーツを作るときにも重宝しそうです。
際立つホワイトの色も綺麗なのでそのまま白色で使えそうです。
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綿のようなふわふわ質感のブレンデッドファイバー
⬆︎左はそのまま、右はカラーを混ぜた場合
ブレンデッドファイバーは繊維状の毛羽立った表現ができる下地です。ソフトクリームやイタリアンジェラートのようなふんわりとした柔らかい感触を表現できるので、泡や波の表現にもぴったりな感じです。
動画で製品のイメージをチェック(日本製品とは仕様が異なります)
まとめ
テクスチュアジェルは下地剤だけあって描く素材との定着力が高く、カラーと相性が良いのでさまざまな表現に使えますね。軽くて扱いやすいので細かな表現にも活躍しそうです。少量から大容量サイズまであるので作品に合わせて調整しましょう。
マチエール作りを楽しみながら作品の表現の幅を広げてくださいね。
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