【ターナーのアクリル絵具】メディウム「U-35」の使い方

ポーリング メディウム アクリル画用のメディウム
アクリル画用のメディウム
この記事は約5分で読めます。

アクリル絵具の誕生から70年近く、幅広いアーティストに愛され続けているターナーから「U-35」シリーズが出ました。
「これまでのメディウムとどんな風に違うの?」

「どんな表現ができるの?」

そこで、表現のアレンジは千差万別ですが、メディウムの一部を紹介いたします。今までにない表現が発見できるかもしれませんよ。

ターナーの「U-35」って?

ターナー色彩 U-35 アクリリックス 20ml 24色セット

色彩を追求してきた知と技を結集したターナーが、全81色のうち66色が単一顔料を使用し、発色や透明性はもちろん、耐光性、描き心地のすべてにこだわった最高ランクのアクリル絵具です。
ちなみにネーミングの由来はアンダー35。これからアーティストを目指す20歳代からの10年間をサポートしたいという想いから名付けられました。

どんなメディウムがあるの?

初心者からプロフェッショナルまで、多彩な表現に応えるメディウムには、乾燥時間を最適化し使用が初めての方にも使いやすいという特徴があります。具体的にどんな表現ができるのか、みていきましょう!

ソフト ジェル メディウム

ジェルメディウム

ターナー色彩株式会社, U-35, 940ソフト ジェル メディウム

なめらかで透明感を出す表現に最適です。塗膜にはツヤがあり、粘度は低い質感です。すぐれた耐水性と耐光性があるのでコーティング力が高いですね。

そして、絵具と多く混ぜるほど透明感がアップするから調整もしやすいです。接着力が強く、コラージュ技法としても活躍しそうです。

グロス ポーリング メディウム

グロス ポーリング メディウム

ターナー色彩株式会社, U-35, 966グロス ポーリング メディウム

粘度が低く、さらさらで絵具が混じり合わない特徴のこのメディウムはマーブリングなどの表現に最適です。乾燥後は透明になり、ツヤツヤの質感です。
異なる色の絵具にそれぞれポーリング メディウムを混ぜてから、キャンバスの上で混ぜてみましょう。

どんな色や形になるかをワクワクしながら、ラテアートのような感覚で色の境目を表現できるね

ジェッソ

ジェッソ

ターナー色彩株式会社, U-35, 910ジェッソ
写真左:塗布後/右:塗布前のキャンバス

ターナー史上最高レベルの隠ぺい力があります。匂いが鼻にくることがないので安心です。凹凸がないので滑らかな質感の下地材で、マットな白です。乾くと水に溶けない下地となり、絵具の発色と定着がよくなります。

イメージしている色彩表現を最大限に引き立ててくれる縁の下の力持ちです。

元の素材や色を気にせずに下塗りできるし、繊細な表面に仕上げられるから次の表現もしやすいね

個性的な表現をするなら

ペーパー ペースト

ペーパー ペースト

ターナー色彩株式会社, U-35, 934ペーパー ペースト

紙のような質感が得られ、塗り方によって凹凸のあるテクスチャーを作ることも可能です。乾燥後は吸い込みのよい、高級和紙のような下地を作れます。
キャンバス布の折り目の繊維を隠しつつも、こっくりとした厚みのある質感で絵具を立体的に表現できるので、ペインティングナイフなどでエッジの効いた大胆な表現もできますね。

ガラスビーズ メディウム

ガラスビーズ メディウム

ターナー色彩株式会社, U-35, 938ガラスビーズ メディウム

プラスチックではなく、精度の高い真球状で無色透明のガラスビーズを使用しています。
冷たいガラス面にきらめく微細な水の粒のような独特の視覚効果は、圧倒的な存在感を表現できます。粘度は絵具と同程度なので、絵具と混ざりやすいですね。

ビーズのまわりのジェルは乾燥すると透明でツヤのある質感になりますので、混ぜるメディウム量で程よいキラキラ加減に調整したいですね。

クラッキング プライマー

クラッキング プライマー

ターナー色彩株式会社, U-35, 920クラッキング プライマー

乾燥するとクラック(ひび割れ)が生じます。塗布する量や気温、湿度や下地の素材などにより、割れ方が異なります。従来のクラッキングプライマーに比べて、厚みを抑えたテクスチャーになります。
ひび割れは長年使い込んだようなシャビーでアンティークな風合いになりますね。キャンバスの他にも木材や家具など幅広く使えそうです。

ストリンギング メディウム

ストリンギング メディウム

ターナー色彩株式会社, U-35, 969ストリンギング メディウム

質感はさらりとしていますが、水飴のように糸を引く粘性があります。絵具に混ぜても滴り落ちる水分量なので、平らでなめらかな表面になります。
細やかな網目などをつくるときは一度にたくさん取らずにペインティングナイフなどで少しずつ垂らしていくのがポイントですね。
立体感のある、ツヤツヤで柔らかな表現ができそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?メディウムの種類によってさまざまな表現ができますね。
思わず触りたくなるような、興味を惹かれる質感。最初はどんな表現になるかドキドキ・ワクワク感があるのも、メディウムを使用するときの醍醐味ですね。ぜひいつもと違った作品にチャレンジしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました