はじめてみよう!アクリル画

アクリル画 アクリル画
アクリル画
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マットな質感で綺麗な色彩、そして豊富な種類の絵具が魅力的なアクリル絵具。
アクリル絵具は水彩絵具のように水に溶け、描きやすく手軽に始められやすいことから人気が高まっています。画材の種類も豊富で様々な素材に描けますので表現の幅が広いですね。
今回はそんなアクリル画の特徴や魅力をご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてくださいね。

アクリル画って?

アクリル デッサン

アクリル絵具は顔料にアクリル樹脂を加えたものです。乾くのが早く、乾くと耐水性になる特徴があります。
早く乾くので重ね塗りがしやすく、耐水性なので水が付いてもにじんだり色が落ちにくいです。
水の量を調整して透明な水彩画タッチにしたり、絵の具をそのまま厚塗りして油彩画タッチに表現できますよ。また、定着力が強いので紙だけでなく木材やガラスなどにも表現ができます。

耐久性が強いから色褪せることがなく良好な状態で長く保存ができるよ

鮮やかな色彩で作品も保存しやすいから魅力的ね

アクリル画の特徴

そんなアクリル画の特徴について詳しくみていきましょう。

1 グラデーションを表現しやすい

アクリル グラデーション

ムラになりにくくマットな発色が魅力のアクリル絵具ですが、水彩画のようなぼかし表現や、グラデーションもできます。
乾くのが早くすぐに色を重ねることができますので、何度も色を重ねながら自分のイメージの色に近づけます。
失敗しても色を重ねればイメージに変更できますし、乾く前に色を重ねたい時はあらかじめ水スプレーなどで描く素材を湿らせて濡れている状態を保ちます。

修正したいときは乾いた後に色を重ねるだけだから簡単だね

2 乾くと水に強い

アクリル 水に強い

乾くにつれ耐水性になるので、水に濡れても消えたりにじむことはありません。そのため、乾いた後は水彩絵具のように水を含ませて絵の具をぼかしたり修正はできないのです。
乾いたキャンバスにうっかり水をこぼしても作品がすべて台無しにはなりません(水の量や描く素材の状態によります)。

絵の具は落ちにくいから筆やパレットなどが固まらないようにすぐ洗おう

プラスチックのパレットに固まると洗っても落ちないから使い捨ての紙パレットもおすすめよ

3 耐久性が強い

メディウム アクリル

アクリル絵具のアクリル樹脂は耐久性に優れています。絵の具を重ねるほど、その強度は強くなります。条件によりますが劣化しにくく、素材に定着しやすいのでキャンバスだけでなく金属やガラス、木材など、身の回りにあるものに直接表現できます。

メーカーによって絵の具の特徴が違うから確認してね

水彩画と油彩画との違いは?

それでは水彩画や油彩画と比べてアクリル画は具体的にどのような特徴があるのでしょうか。3つの特徴を比べながらもう少し掘り下げてみたいと思います。

水彩画

デッサン

・匂い:無臭
・乾き:水の量により数時間程度
・絵の具:水と混ぜて使用する
・筆の手入れ:水で洗う
・耐水性:水に弱く、固形でも混ざる
・描く素材:紙
・筆の手入れ:水で洗う

油彩画

油絵 クサカベ

・匂い:油の匂いがきつめ
・乾き:絵の具の厚みにより数日間程度
・絵の具:溶剤と混ぜる
・耐水性:油脂なので強い
・描く素材:麻、綿など
・筆の手入れ:専用のクリーナーで

アクリル画

アクリル 練習

・匂い:無臭
・乾き:数十分〜30分
・絵の具:そのまま使用か水やメディウムに混ぜる
・耐水性:乾くと水に強い
・描く素材:紙やそれ以外の素材もOK
・筆の手入れ:水で洗う(専用のクリーナーもあり)

それぞれ特徴は全然違いますね。アクリル画は水彩画や油彩画と比べるとダントツで乾くスピードが早いです。サクサク作品を進められますが、一度乾くと水には溶けないので注意が必要です。
ちょっと席を外したり、のんびり絵の具をパレットに足している間にも乾いてしまうので、気をつけたいですね。

乾きを遅くする、絵具と混ぜて使えるメディウムもあるよ

メディウムって何?

テクスチュアメディウム テクスチャー

メディウムは、アクリル絵の具を使うときに色々な表現の幅を広げてくれる画材です。そのままでももちろん表現できるアクリル絵具ですが、使いこなせばまた違った印象に仕上がります。例えば、

・透明感やツヤの変更
・絵具の増量、盛り上げ役
・乾燥速度の調整
・強い光沢を加える
・重厚なタッチに仕上げる
・コラージュの接着剤

などの役割があります。

アクリル画に慣れたらメディウムを利用して自分の行いたい表現にチャレンジしてみてもいいね

アクリルガッシュとの違い

ターナー アクリルガッシュ

アクリルガッシュはアクリル絵具と混同されやすいのですが、特徴が異なります。
大きな違いは色の透明度で、アクリル絵具が透けやすい透明・半透明色に対しアクリルガッシュは下の色が透けない不透明色の特徴があります。
基本的な使い方は同じですが、アクリルガッシュの方が顔料が多く使用されているため、発色が良くマットな質感が均一なので、ムラなく綺麗に塗りやすいです。そのためデザインの現場やポスター制作などに向いています。

アクリルガッシュは耐久性や耐光性はアクリル絵具よりも弱い傾向があるから、表面が傷つかないように保管する必要があるよ

まとめ

いかがでしたか。アクリル画は慣れるまでは失敗はつきものですが、コツを掴みながら楽しくチャレンジしていきたいですね。
アクリル画の魅力を知ったあとは、次は「アクリル画の基本的な描き方」でさっそく実践していきましょう。

アクリル画の基本的な描き方

 

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