【初心者】油彩画の魅力や必要な道具

絵を描く 男性 油絵
油絵
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美術館や教科書でよく見る油絵。油彩画は敷居が高くてなかなか始めにくい人は多いのではないのでしょうか。今回は、初心者さんにぜひ知ってもらいたい油彩画の魅力や特徴をご紹介します!

油彩画はどんなところが魅力?

油絵 クサカベ

油彩の力強さ、光沢感や立体感のある作品は引き込まれるほどの圧倒的な存在感がありますね。様々な作品を見ていくと、画家によって作風がまったく異なることにも気づきます。扱う画材が異なることはもちろん、表現スタイルが自由なのも油彩画の魅力なのではないでしょうか。そんな油彩画の特徴を見てみましょう。

色使いや質感の濃厚さ

テクスチュアメディウム テクスチャー

絵具の質感を油の量でコントロールしていきながら、厚さや色使いを表現していきます。厚みを出して重ね塗りしたいときは油を少なく、薄くのばしたいとき油を足して柔らかくするなど、描きたい表現によって使用する油の量が変わっていきます。

じっくり作品を仕上げられる

油彩画 基本

重ね塗りをするほど、乾くまで数日間かかるなど乾燥期間が必要です。そのため、完成時期の目安を決めながら制作しましょう。完成するまでに時間はかかりますが、その間にじっくり作品と向き合えるので、作品への愛着が強くなりますね。

乾燥を早めてくれる専用の溶剤もありますが、使い方によっては絵具の質感に影響するので気を付けてね

色々なテクニックを楽しめる油彩画

描くスタイルは人それぞれです。例えば、次のようなテクニックを取り入れることができます。

1 ナイフを使って表現

ペインティングナイフペインティングナイフは小さなコテの形をした油彩用の道具です。使い方次第で力強さや柔らかさなど、筆とはまた違った表現ができます。刃の底面を利用して油絵具をなでたりのばしたり、引っ掻くようにするなど、様々な表現ができます。

2 塗り直しで何度もやり直せる

修正方法は何通りもあります。簡単なのは絵具が乾く前に画用液を布に含ませて拭き取る方法です。また、ナイフを使って削り取ることもできます。他にも、描いた上に描き加えることができます。綺麗にリセットしたい人は下の色を隠せる「チタニウムホワイト」という絵具がおすすめです。

▶︎チタニウムホワイト

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油彩画の特徴を生かしながら修正をいろいろ試していこう

3 自由な表現ができる

クサカベ 画溶液

絵具を混ぜ合わせても色の濁りが少ないため、大胆な色の組み合わせもチャレンジできます。何色か絵具をキャンバスに置いて、ぼかしながら混ぜると自然に色が繋がりますよ。絵具をのばしたり、画用液を組み合わせて艶や透明感を出したり、筆跡を残すなどイメージに合わせて表現しましょう。

4 表現に応じて使い分けられる画用液

Painting oil画用液の種類は数多くあります。画用液の選び方や使い方次第で、作品の仕上がりが違ってきます。主な種類には溶き油、ワニス、乾燥剤、洗浄剤などがあります。種類が多く迷ってしまいますが、油絵具は成分を細かく分けてあり、表現に応じてきめ細かく使い分けができるようになっています。

画用液を使いわけながら自分だけの表現スタイルに出会いましょう

奥が深い油彩画の魅力

油彩画は奥が深く、描くスタイルやどんな道具を使うかによって作品の仕上がりが変わってきます。油彩画のイメージがなんとなく出来たところで、次は使い方について学んでいきましょう!

→油彩画の基本的な描き方

 

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