アルコールインクアートの作品で工作しよう

アルコールインクアート
アルコールインクアート
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SNS映えもする人気のアート、「アルコールインクアート」はみなさんご存知ですか?
はじめてみたいけれど材料はどれを選べばいいのか分からないし、何やら難しそう…と腰が重い人は便利なキットがおすすめです。
セットは材料がそろっているので準備の手間が省きますね。
それでは、実際にキットを使いながら、アルコールインクアートのクラフトに挑戦してみようと思います!

用意したのは「コピック アルコールインクアートセット」

コピック アルコールインクアート キット

コピックのセットは青系、紫系、赤系の3種類のカラーセットがあります。どれも綺麗なカラーで迷いましたが、紫系のセットをチョイス。セット内容はこんな感じです。

・コピックインク3色各1本(BG45、B06、B39)
・コピックインク0番カラーレスブレンダー1本
・アルコールインクアートペーパー(ふんわりタイプ)A5、10枚
・レシピブック1冊
・木製パネル3枚(約90×78mm、厚み4mm)

インクが3色と、にじみを作るのに欠かせないカラーレスブレンダーが入っています。紙だけでなく木製パネルが入っているので出来た作品が飾りやすく、贈り物としてもよさそうです。説明書も入っているので初心者には嬉しいです。

キット以外に用意したもの

スムーズに作業を進めるために、家ではまずはこちらを用意。

ドライヤー

アルコールインクアート ドライヤー
ドライヤーはインクを乾かすだけでなく、インクを広げ表現の幅を広げてくれるので必ず用意。
風は弱い方がインクをコントロールしやすいので、パワフルな大きなドライヤーではなく、小さな作品にも合うくるくるドライヤーにしました。

ゴム手袋

アルコールインクアート ゴム手袋
インクが手についても大丈夫なように、作業がしやすいフィット感のあるゴム手袋。インクが手に付くと落ちにくく、荒れたら困るのでこれなら安心です。

机が汚れないようにカバー

アルコールインクアート マスキング
木製などの机にインクが付くと落ちにくいことがあるので、汚れないようにしっかりマスキング。
ビニールのゴミ袋を広げて使おうと思ったのですが、インクをこぼして跳ねたり広がったら…と想定して水分を吸収しやすい家にあるペットシーツにしました。

ゴールドのピニャータカラー

ジャカード ピニャータカラー 032 Rich Gold 1/2oz
メタリックカラーゴールドは作品を作るならぜひ入れたいと思っていました。やっぱりメタリックは作品がゴージャスに映えるし深みが増しそうです。

それではスタート

取りかかる前に部屋の換気をよくしておきましょう。窓を開けながら開始。そして、インクが洋服に付くかもしれないので汚れてもいい服装で挑みます。

インクアートの基本的なやり方や注意事項はこちらの記事も参考にしてくださいね→アルコールインクアート

1 カラーレスブレンダー+インクをたらす

アルコールインクアート
インクアートペーパーにカラーレスブレンダーを多めにたらします。その後重ねるようにカラーインクをにじませます。離れた場所にも別のカラーを。紙をゆらゆら動かすと、じわーとインクがにじみます。

 

やり方は色々ありますが、大きめ模様でふんわりとした表現を楽しみたいときは最初にカラーレスブレンダーをたらします。

2 風をあてて形を作る

アルコールインクアート ドライヤー
インクが乾かないうちに冷風をあて、インクを動かすように色を混ぜます。インクがにじみ、ドライヤーの風向きでみるみる広がっていきます。

ドライヤーのかけ方でインクのにじみ具合や広がり方が違ってくるよ。模様の変化が面白いね

偶然の重なりで同じ作品が生まれないのもまた魅力ね

 

ドライヤーでインクを追いかけるとみるみる広がってしまうので、距離や動かし方を調整します。不慣れなのでやや離しながらくるくる動かして形を整えました。

3  1と2を繰り返し、ゴールドをプラス

ピニャータ ゴールド アルコールインクアート
さらに別のカラー+カラーレスブレンダーを加えて、ゴールドのピニャータカラーも入れます。ゴールドが金粉のように細かい粒子でインクに混ざって広がります。

紙を手で傾けてインクを動かしたらインクが下にこぼれてしまいました。紙を動かすときはインクの量に注意です!ペットシーツを敷いているので、掃除は楽ちんです。

手早く作業を!と思うと慌ててしまうよね。インクのキャップを締め忘れたり、指先にインクがついてパニックになりそう!

大惨事になる前にゴム手袋をつけていると一応安心ね。あせらずに落ち着いて、インクアートを楽しもうね

4  作品が完成!

アルコールインクアート 作品 処女作
紙全体にインクが広がり、完成です!

何度もインクを重ねても波打ちもなく綺麗な状態で仕上がり、やはり専用紙は丈夫です。インクが乾いたら、セットに同梱されている6角型の木製パネルに作品を貼り付けてみます。

5 木製パネルに貼り付ける

のり(スプレーのりが望ましい)、カッター、カッターマットを用意。セットにある説明書を参考に進めます。

アルコールインクアート パネル
切り取る部分におさめたい模様が入るように確認しながら、目安として鉛筆で薄くなぞります。

6 カッターで切る

アルコールインクアート パネル
鉛筆線に沿ってカッターもしくはハサミで切り、紙の裏側にのりを付け、木製パネルを押し付けながら貼り付けます。

はみ出した作品部分を切り落とします。また、端まで貼れているかチェックして貼れていなければのりを足します。

 

紙がパネルから剥がれないように切り口部分にしっかりとのりをつけるのがポイントです

7 パネルが完成!

アルコールインクアート パネル
パネルに貼るだけで、オリジナルの作品が出来上がりました!ちょっとしたプレゼントにもよさそうです。

やってみた感想

アルコールインクアート コピックインク
念願のアルコールインクアート、とりあえずどんな表現でも綺麗に仕上がることができほっとしました。

「失敗した!」

というときは完全に修正はできないものの、乾いた後はカラーを重ねたりして別の表現に変更しやすかったです。
想定したにじみ表現ができずなかなか難しく感じることもあったので、経験値はもちろん紙質によっても結果は変わってくると思います。

「今度はこうしてみよう!」

と次々に挑戦したくなるので、紙が一気になくなりそうです。紙は多めに用意するのが安心です!夢中になれて楽しかった♪

やり方はいろいろ

アルコールインクアートは意外な発見があるのも魅力です。でも、意図する表現になるようにインクとドライヤーを操りながらテクニックを磨いていきたいですね。
動画などでも参考にしながら、いろんなやり方に挑戦してみてください。

まとめ

作品を重ねていくうちに、インクの混ざり具合が予測できるようになると、表現の幅が広がりそうです。
慣れたらカラーを変えて作品の雰囲気を変えたり、大きいキャンバスに挑戦してみるなど違う画材に挑戦してみましょう!

 

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