【初心者】木炭デッサンの特徴と進め方

木炭 デッサン デッサン
デッサン
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作品の構図や陰影、全体的なバランスなど、絵の基礎練習に欠かせないデッサン。木炭デッサンは基礎練習から始める人は多いのではないのでしょうか。鉛筆よりも扱いにくそうに感じますが、デッサンの基礎力を上げたい人にとって木炭デッサンは欠かせません。そこで、木炭デッサンの特徴や魅力についてご紹介します!

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木炭ってどんなもの?

伊研 木炭 No.660

木炭デッサンに使用する木炭は、木の枝を蒸し焼きにして炭化させたものです。その辺の木材を拾って炭にしてデッサンするわけではありません。自然の木が原料なので木の種類や樹齢、焼き上がりによって描き味は違ってきます。

デッサン用の木炭の太さや硬さ、色の濃淡は様々な種類があるので使いやすい木炭を選ぼう

鉛筆と木炭のデッサンの違い

デッサン サッピツ

鉛筆の方が材料も揃えなくていいし、汚れにくいから…と手軽に感じる人もいるのではないでしょうか。そこで、鉛筆と木炭デッサンのそれぞれの特徴をみてみましょう。

鉛筆の特徴

Lyra リラ レンブラント アートデザイン グラファイト 9B (12本セット) L1110109

・すぐに始められやすい
・手や服を汚さない
・線を細かく描きやすい
・紙の種類は何でもOK
・色を重ねて塗ると時間がかかる
・描き込みがメインで修正は少ない

木炭の特徴

伊研 ウコギ炭 800 角軸 10本入

・粒子レベルの薄い色を付けられる
・細部は鉛筆で表現できる
・手や服を汚しやすい
・専用の紙、木炭やパンなど準備が必要
・広範囲にすぐに色を付けられる
・描き込みと消す(ぼかす)作業が半々必要

こうして比べると、鉛筆と木炭は同じデッサンでも特徴が全然違いますね。木炭を使うときは鉛筆も取り入れられるので使い分けができます。それでは木炭の特徴について詳しくみていきましょう。

木炭デッサンの特徴

効率的にデッサンの練習ができる

木炭デッサン キャンバスくん

炭の粒子で濃淡を調整できるので、水彩画のようにグラデーションを表現できます。平面と立体感の要素をつかむ練習を一回でできるので、作業量としては下絵+色塗りの時間を短縮できます。

最初から木炭を使いこなして正確にモチーフを捉えることは難しいので、何度も修正や練習を繰り返してスキルを磨くことは大事ですね。

デッサンは時間や回数ではなくて、質が重要なんだよね

木炭ならではの表現

サッピツ デッサン 木炭

木炭を擦り込み、叩き、拭い取りながら指先を思いのままに動かして質感が出せます。筆や鉛筆と違い直接紙を触るので、指遣いが重要になります。

炭の粒子を指でこすって紙の中に定着させると、ザラつきがなくなり、ツヤのあるフワッとした立体感が表現できます。これは木炭ならではの艶々とした美しい表現です。

木炭に慣れるまで手を巧みに使いながら、様々な質感を表現できるようにしたいな

曖昧なものを表現しやすい

サッピツ サッ筆

鉛筆デッサンでは微妙な影だったり、描くのが億劫な線は表現しにくかったりしますよね。例えば、モチーフのぼんやりとした境界線です。木炭デッサンは曖昧な箇所や線で描きにくい境界線を炭でぼかせるので、微妙なラインもスムーズに表現しやすいです。

木炭デッサンは魅力がいっぱい

木炭 デッサン 描き方 道具

いかがでしたでしょうか。木炭デッサンの特徴を学んだところで、さっそく実践してみましょう!

→木炭デッサンの基本的な描き方

 

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