色鉛筆を水彩画のようにぼかそう!ぼかし液メルツペンの使い方

デッサン・スケッチ
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みなさん、色鉛筆をぼかしながら水彩画風に表現できるのを知っていますか?ホルベインから登場した色鉛筆のぼかし液「メルツ」を使用すると水彩画風の仕上がりになります。今回はぼかし液メルツペンに注目して実際に使ってみたいと思います!

ぼかし液のメルツペンって?

色鉛筆ぼかし液 メルツ (水性ぼかし液) ツインブラシ OP801
メルツは油性色鉛筆を水性の液で溶かし、ぼかすことができる便利なブレンダーです。

ぼかし メルツ 油性色鉛筆 ぼかし液
あらかじめ画面に色鉛筆で描いたあと、その上をメルツで溶かしてぼかしてゆくと水彩画風の仕上がりになります。

1、普通のぼかし
2、グラデーションをつける
3、多色を混合する

など、幅広い表現ができますよ。

ペンはどんなつくり?


見た目は普通のペンのようですが、ボディはブラシと丸ペンのツインタイプです。ペンタイプなら手軽に持ち運びやすいですね。

水を使わないのに水彩画風に表現できるって手軽で面白いね

ブラシと丸ペンのペン先を使い分けながら、繊細で細かい表現や混色など色々な表現ができるよ

さっそく試してみよう

とりあえず動画でメルツペンの使い方をチェックしてみます。

ふむふむ、まだちょっと使い方・表現方法がいまいちピンとこないですが。。描いてみて使い心地に慣れていきたいと思います。

まずは色鉛筆で表現

メルツ 油性色鉛筆 ぼかし液
ホルベインの油性色鉛筆で絵を描きます。油性色鉛筆というと、高級な感じがしますね。ちなみに使用した色鉛筆はアーチスト色鉛筆セットです。

アーチスト色鉛筆 12色セット ベーシックトーン基本色

塗り重ねができ、発色がよく広い面でもさっと塗りつぶすことができます。色鉛筆特有のざらざらとした質感はあまりなく、上品でなめらかな質感。ここからメルツペンでどのようになるのでしょうか。

メルツペンの表現① ブラシ×グラデーション

メルツ 油性色鉛筆 ぼかし液
ぼかしたい箇所にメルツペンをおいていきます。ブラシを使いましたが柔らかい筆圧で線の幅も調整しやすいです。そのまま混色もできますが、水彩画と同様、筆が汚れると微妙な色に変化してしまうので注意です。

 

混色したり、使用頻度が多いときは筆先も汚れやすいです。途中で筆をふきながら綺麗にリセットできるよう、あらかじめ濡れ雑巾を用意します

メルツペンの表現② 丸ペン×ライン強調

メルツ 油性色鉛筆 ぼかし液
丸ペンは筆圧に左右されにくく、均一に描けるので直線や点、自由な曲線などはっきりピンポイントで使いたい時に便利です。

メルツペンの表現③ さらに色を加える

メルツ 油性色鉛筆 ぼかし液
乾燥後は上から加筆することもできます。色を加えたいときは調整しやすいです。違う色をぼかしたいときは、ペン先の汚れをよく拭いてから使いましょう。

メルツペンの表現④ うっすらぼかし表現

メルツ 油性色鉛筆 ぼかし液
メルツに色を含んだ筆で白い面に描くと、うっすらと曖昧なぼかし表現ができます。メルツは水彩と同様、筆を重ねすぎると紙の繊維が毛羽立つ感じになるので、軽く描くのがいいですね。

完成!

メルツ 油性色鉛筆 ぼかし液
水彩らしい表現が楽しめました。ただ、あくまでペンタイプなのでたっぷり水を使った水彩のような表現はできません。色鉛筆のように広範囲に塗るのも厳しいので、作品のピンポイントで使い分けるのが良さそうです。

たくさんの量で使用したいとき


広い画面で大量に使用したいときや慣れた筆で描きたい時はボトルタイプもあるので、こちらはたっぷり水彩風の表現ができます。使い終わった筆は筆用石鹸で洗えます。

たくさんの量を使うときは紙によって染み込んだり裏うつりがあるかも!

紙の端などで試したりして、使いすぎないように様子を見てね

使い終わったら?

メルツ 油性色鉛筆 ぼかし液
使い終わると筆先が結構汚れますね。使用後の筆は水で洗いましょう。そして、使用後はキャップをよく閉めて子どもの手の届かないところに保管しましょう(ペン先を噛んだりなめたりしないよう)。

特にメタリック色やソフト ホワイトは水に溶けにくいので使用は注意してね

他メーカーの色鉛筆によって溶けないこともあるから使用するときは事前に試そうね

まとめ【表現の幅を広めよう】

メルツ 油性色鉛筆 ぼかし液
メルツはとても使いやすいですが、上手に使いこなすにはスキルと慣れが必要…と感じた著者でした。メルツは細かく繊細な表現に使いやすいので、塗り絵にも良さそうです。ぜひ試してみてくださいね!

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