アルコールインクアートでおなじみのピニャータカラーのアルコールインク。特にメタリックカラーの質の良さには定評があり、インクアートのアクセントとして最適です。ピニャータのインクは酸を含まないため、劣化が少なくアート作品を長く愛用できるのも魅力です。
そこで、ピニャータカラーの使い方や、使用できる素材について、詳しく見ていきたいと思います。アルコールインクアート以外にも使い方の幅を広げていきましょう!
紙以外にどんな素材に使える?
ピニャータカラーは水の様なテクスチャーで速乾性があり、実は専用の紙以外の素材でもいろいろ使えます。
ガラス・メタル・プラスティック・セラミック・石材・レザー・レジン・樹脂粘土、スクラップブック・木材や革染などの素材に使用できるんです。かなりの種類の素材で使えますね。
カラーの種類は?
基本カラーは落ち着いた色からビビットまで22色そろい、メタリックカラーが5色の全27色です。色のセレクトに迷うところですが、セットもありますし同系色だけでなくあえて色相が違う色をセレクトをすると色の混じりや変化が発見できて面白いですね。メタリックカラーはリッチゴールド、シルバー、ブラス、パール、コッパーがあります。
使うときのポイント
換気をしっかり
インクはアルコール成分なので使用の際は換気をしっかり行いながら、火の元の近くで作業しないようにしましょう。匂いが気になる人はマスクを使用しましょう。
使用前にボトルを振る
メタリックカラーは時間が経過するとパール剤が下に沈殿し2層に分離することがあります。品質に問題ないのですが、キラキラにムラがあると作品に影響しますので使用前にボトルを振り、中身をよく混ぜ合わせて色を均一にしてからはじめましょう。
机のマスキング&手袋の使用
インクが手につくと落ちにくいのでゴム手袋の使用がおすすめです。
また、木製などの机にインクが付くと落ちにくいことがあるので、汚れないように作業台に新聞紙やビニール、水分を吸収しやすいペットシーツなどを置いてマスキングします。
さまざまな素材で使える
いろいろな素材で使えるピニャータのおすすめの使い方について詳しくご紹介します。
アルコールインクアート
専用紙の上で、液体の表面張力で流動的なアートを楽しめる、アルコールインクアートは人気ですね。特にメタリックカラーを使用するとキラキラの重厚感・高級感が生まれ、欠かせないポイントカラーになります。偶然から生まれる、唯一無二のアートで人気があります。
レジンアート
レジン液の中にアルコールインクを数滴垂らすだけで幻想的なアートが完成できます。組み合わせる色や垂らす順番により絵柄や色の混ざり具合など様々な表現ができますよ。
プラスチック・陶器・ガラス
身近な小物にも使えます。陶器などに描いた後はインク自体が取れやすい状態で剥がれやすいため、コーティングが必要です。
コーティングにはクラロエクステンダー使用がおすすめです。素材に定着させ、インクを引き伸ばす役割があります。ツヤのあるグロス仕上げなので陶器などの素材にもしっくりくる質感になります。
まとめ
ピニャータはさまざまな素材で彩れますのでぜひいろんなアートに挑戦してみましょう。ゆめ画材ではインクのほか用紙や補助液なども取り揃えていますのでぴったりの画材に出会ってくださいね。