布えのぐの使い方と作品例(実践編)

布えのぐ フリーハンド 手芸
手芸
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さまざまな布へ描けるターナの「布えのぐ」基本的な使い方に慣れたあとは色々なアイテムを使って製作してみましょう。参考にしてみてくださいね。

さっそく実践!初級編

ターナー ファブリックペイント あざやかに塗れる 布えのぐ 20ml 12色セット

まずは初級編です。身の回りにある素材を使って色々描いてみましょう。

レッスン1 フリーハンドで絵を描いてみる

子どものレッスンバックに、子どもの好きな機関車の絵を描いてみました。子どもと一緒に楽しくお絵かきしてみるのもいいですね。

フリーハンド バック

〈用意するもの〉
1 布えのぐ・パレット・筆洗・ぞうきん
2 絵筆
3 チャコペン(下描き用)
4 粗目(#40〜100)の紙ヤスリ(布の固定とひっつき防止)

 

下書き チャコペン
1 下描きする
布のシワを伸ばして、チャコペンで薄く下描きします。糊の効いた布地はあらかじめ洗濯してください
絵を描く
2 絵を描く
絵具を少量の水で溶き、のせるように描いていきます。水の量が多いとにじむので最初はハギレなどで確認しましょう
重ね塗り
3 重ね塗りする
重ね塗りの時は絵具が乾いてから塗りましょう。乾燥時は吊るすなど、裏地に何もつかないように注意。そのまま乾燥させると接着する場合があります

レッスン2 レースペーパー+ステンシルブラシで描く

レース

はじめてでも意外と簡単、レースペーパーを使ったレース模様です。細かなレースの模様が華やかでキレイですね。レースの上から色をのせるだけなので絵を描くのが苦手な人でも安心。
筆を使ってもOKですが、円筒形をした穂先のステンシルブラシが塗りやすくておすすめです。

〈用意するもの〉
1 布えのぐ・パレット・筆洗・ぞうきん・紙ヤスリ
2 絵筆またはステンシルブラシ、スポンジなど
3 スプレーのり(100円ショップなどで売っているものでOK)
4 レースペーパーまたはビニール製のレースマット
イメージ

1 完成形をイメージ
完成形をイメージして置く場所や色を選びます

 

のりスプレー

2 レースにスプレーのりをつける
スプレーのりでレースの裏に薄く均一にスプレーします。のりは貼って剥がせるものを使用しましょう

 

レース

3 レースを貼り付ける
スプレーのりが乾き、ベタつきがなくなったら布にしっかりと貼り付けます。のりはレースが破れたり、へたらないようにコーティングする役目もあります

 

3.

4 ステンシルする
絵具をなじませたステンシルブラシ等でレースペーパーの上から優しく色をのせていきます

 

ビニール製のレースマットはへたりにくく、水で洗って何度でも描くことができるので便利ですよ

レッスン3 マスキングテープを使って描く

マスキングテープ 手作り

マスキングテープを使えばまっすぐ綺麗なラインに描けます。簡単にボーダー柄の小物にアレンジできますよ。

テープの幅はさまざまなので、太さを変えて並べるだけでも柄の雰囲気がぐっと変わります。

〈用意するもの〉
1 布えのぐ・パレット・筆洗・ぞうきん・紙ヤスリ
2 絵筆やスポンジなど
3 マスキングテープ

マスキング

1 マスキングする
絵具を塗らない部分にマスキングテープをまっすぐに貼ります

 

色を塗る

2 色を塗る
絵具をなじませた筆でのせるように色をつけます。キレイに仕上げるにはマスキングテープ側から布の方向へ塗るのがポイントです

 

マスキングテープ 剥がす

3 テープをはがす
絵具が乾いてから、慎重にマスキングテープをはがします

 

さっそく実践!中級編

次は中級者向けに、アレンジを加えた布えのぐの使い方をご紹介します。

ステンシルで描く

ステンシルフィルムは、切り抜いた型で絵や数字を写すことができるアイテムです。
自由にオリジナルの模様が作れ、同じ型を何度も使うことができます。

〈用意するもの〉
1 布えのぐ・パレット・筆洗・ぞうきん・紙ヤスリ
2 スポンジ・ステンシルブラシ
3 スプレーのり(100円ショップなどで売っているものでOK)
4 ステンシルフィルム(図案がカットされたものもあり)
5 カッターナイフ・デザインナイフ
6 油性ペン
7 カッティングマット(カッターの使用の際に下に敷く)

ステンシル型1 ステンシル型をつくる
下描きしたデザインにステンシルフィルムを重ね、油性ペンで下描きをなぞります。そしてカッターナイフなどで型を丁寧に切り抜きます

 

カーブや細かい箇所の切り抜きは普通のカッターよりもデザインナイフが切りやすくて便利です

2.2 貼り付ける
スプレーのりをフィルムにかけ、ベタつきがなくなってから布にしっかり貼り付けて固定させます

 

3.3 ステンシルする
スポンジに絵具をなじませ、型の外周から内側へ色をのせていきます。絵具が乾いたらフィルムをはずして完成です

 

濃い色の生地に塗るときは最初にホワイト(濃)を塗り、乾燥後に塗りたい色をのせるとキレイに発色します。

グラデーションに仕上げるメディウム

グラデーション メディウム立体感のあるグラデーション(ぼかし)をするときに混ぜるときれいに仕上がるメディウム(補助剤)を絵具に混ぜます。水の代わりに使用することで定着力を弱めることなく、色を薄めることができます。

 

▶︎ターナー ファブリックペイント あざやかに塗れる 布えのぐ 専用メディウム

 

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[メディウムの使い方]
使用量の割合目安として、布えのぐ2に対して、メディウム1を混ぜて使います。メディウムを加えすぎると乾燥するのが遅くなります。※温度・湿度によって異なります。

布えのぐ専用シルクスクリーンメディウム

布えのぐでシルクスクリーン印刷するためのメディウム(補助剤)です。このメディウムを混ぜると絵具がスムーズに布へ移動し、きれいにシルクスクリーン印刷ができます。

▶︎ターナー ファブリックペイント あざやかに塗れる 布えのぐ 20ml シルクスクリーンメディウム

 

ターナー ファブリックペイント あざやかに塗れる 布えのぐ 20ml シルクスクリーンメディウム 100ml | ゆめ画材
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[メディウムの使い方]
シルクスクリーン メディウム使用割合を布えのぐとメディウムを1:1でよく混ぜて使います。着色する素材であらかじめテスト塗りをしてから使用しましょう。使用後はスクリーンをすぐに洗わないと目詰まりの原因になります。
※生地によっては、上手く刷れない場合があります
※メディウムを入れることにより、色が薄まる可能性があります
※アイロンがけなどの熱処理は必要ありません

まとめ

いかがでしたでしょうか。布えのぐはさまざまな表現方法がありますね。身の回りのものを使いながら挑戦してみると、意外な表現が発見できそうです。ぜひ布えのぐを使ったDIYの装飾を楽しんでみてください。

 

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